2019年12月に定時制で実施した近未来ハイスクールでしたが、この日は全日制の授業で再び川越工業高等学校に行ってきました。

今回の近未来ハイスクール

  • 日程:2020年1月23日(木)
  • 時間:13:25~15:15(5限~6限)
  • 教科:理科(物理基礎)
  • 場所:埼玉県立川越工業高等学校(全日制)
  • 対象:2年生4クラス160名
  • テーマ: Society5.0 for SDGs;住み続けられる”まちづくり”×10年後の私

授業は「物理基礎」。近未来ハイスクール×物理基礎。初めての取り組みです。川越工業高校2年生の物理基礎では、2学期から「SDGs」や「Society5.0」を学んできました。近未来ハイスクール実施当日までに、班ごとに分かれ、SDGsの中で重要だと思う項目をピックアップし、その課題に対して自分たちはどんなアプローチができるか考えました。

近未来ハイスクールの変人(*)たちは、高校生が考えたアイディアのブラッシュアップのお手伝いです。4クラスが班ごとランダムに教室に配置され、変人たちへそれぞれの考えを発表。変人からフィードバックをもらったあとは、生徒同士で他班に感想を伝える。その後にまた班に戻り、自分たちの考えを練り直し発表する。2時間という短い時間の中に凝縮した、アウトプットする→フィードバックを得る→フィードバックを与える→再構築する→アウトプットするという活動でした。

変人(*)の自己紹介の際には、「10年後の未来はどうなっていると思うか」「10年後の未来のために今取り組んでいること」などを伝え、高校生の発表後は1班ずつ丁寧にフィードバックをしました。フィードバックには、高校生では考え内容なこと、プレゼンのコツ、これからの人生を楽しく過ごすためのヒントなど、8人8様、様々なことを伝えていました。

変人(*):エッジの立ったプロフェッショナル、変化し続ける人、変革を起こす人

授業後のアンケートより(抜粋)

ただ意見を持つだけでなく、自分から行動していくことが大切だと思った

大学に行きたくなった

自分とは違う考え方などを知れて非常に興味を持てました。自分も様々な物事に触れて知見を得て、未来を見てみたいと感じました。お二人の様な人間になってみたいとも感じました

近い未来に人間とロボットが当たり前に生活する未来があることを聞いて、楽しみだと思った

「川越工業という専門的な知識を学べる場所に来るってだけですごいからね」と言われて、少しだけど勉強を頑張ろうと思えました

大人の方がどのような視点から見ているかを知ることができました。よく「変人」と思われがちな僕ですが、「変」えることができる「人」になれるよう、多くの視点から物事を見てみたいと思います

変人でいいんだなって思いました。私も何か楽しいことなどやってみたいことに取り組んでみたいです

グループ活動で発言があまり出来なかったりしたら、会社などでもっと発言が出来なくなってしまうので、今のうちに出来るようにする

人間できることしかできない、と聞いたので自分はできることを極めていこうと思っています

今、自分たちにできることを増やす。そのために何回も失敗する

人生なにが起こっても、柔軟に対応すればどうにかなるかも。柔軟さは大切。

登壇変人プロフィール一覧(50音順)

変人(*):エッジの立ったプロフェッショナル、変化する人、変革を起こす人

畔上順平/株式会社 けやき建築設計・欅組代表(一級建築士)

木造伝統構法による住宅設計や古民家再生を手がける。宿場町だった地元の埼玉県越谷市にある古い蔵や民家を保存し、活用するまちづくりの活動にも力を入れる。越谷市議会議員の経験もあり。

大谷史郎/行政書士(産業廃棄物専門)

埼玉県職員として27年間働いたのち3年前に退職し独立。面白い公務員生活だったが、新しい挑戦ができている現状も大変楽しい。趣味はボウリングで、発足26年目の同好会会長。平均年齢70歳超の30数名全員が、プレーできなくなるまで付き合う覚悟が最近できた。

桑原和弘/株式会社フリスコ代表取締役(社労士、労働法務コンサルタント)

30歳までバンドマン。メジャーデビューしたけどまったく売れずに心折れる。33歳ではじめてのネクタイ&スーツ。余計なことしか思いつかない性質が経営者のニーズに合ったことから現在の職業は「社長の相談相手」。

佐々木政充/株式会社コイシカワ代表取締役

小学生の頃に「父の会社を継いで大きくする」と決意。大学を卒業後に父親の会社に入社。27歳の時に父が急死して会社を引き継ぐ。元の印刷会社から仕事を広げて、デザインと印刷とウェブとシステムと倉庫の会社へ。

柴俊之/中央グリーン開発株式会社 CSV推進室コミュニティ企画係 主任

異色40年!25歳までバンドマン→27歳で介護職→32歳で世界一周→33歳でセミナー講師→37歳でコミュニティづくり。妻と二人の娘、義妹とその娘と同居し、男女5:1で暮らす。常に今を楽しむスペシャリスト。

髙野洋/事業戦略コンサルタント

広告会社の事業開発部署勤務。個人でペットテック事業の立ち上げ、企業や商品のPR戦略のコンサルを行う。旅が趣味でこれまで20か国、30都市を訪れる。

長野博一/福島大学 准教授

1978年生まれ、越谷市在住、3児(全員娘)の父。民間企業に就職後、東京特別区の行政官に転職、現在は福島大学に勤務、民官学を経験。

坂野泰士/コンサルタント

独立して28年、大学を中退しているドロップアウト学歴のコンサルタント。企業・行政の事業、サービスの計画・改善・立ち上げ支援、業務改善などに携わっている。分野はIT、メーカー、流通、交通等、業種横断的。2019年には2030年の消費市場を予測した書籍の企画・執筆に携わる。