近未来ハイスクールの授業協力の中で、もしかしたら1番多くの時間を関わらせていただいているかもしれない、都立小山台高校定時制の現4年生のみなさん。2019年11月13日と27日の2日間で、また授業にお邪魔してきました。

授業のテーマは「地域社会とかかわる」こと。小山台高校のある武蔵小山には、「武蔵小山パルム商店街」という有名な商店街があります。武蔵小山パルム商店街の協力のもと、学校と地域が連携して、まちの活性化を狙うプロジェクトの一端をお手伝いさせてもらうことになりました。近未来ハイスクールが担当したのは、授業の一部で「社会課題を商店街に来る人に訴えるにはどうするか…」の課題です。

協力していただいた変人(*)は、西克徳さん。東京・上海・香港に拠点を持ち企業や商品のブランディングやプロモーションを行うデザイン会社、Grand Design inc.の代表取締役です。

変人(*):エッジの立ったプロフェッショナル、変化し続ける人、変革を起こす人

社会課題を「フードロス」に絞り、訴える方法を「ポストカード」に限定します。『伝えたいことを伝わるように最小限で表現する』という難しい課題に取り組んだ生徒のみなさん。

13日の1日目は、「伝える」ことの意味、スキルを講義で学び、実際に自分の持っている写真を選んで、キャプションを付けてみる作業を行いました。大喜利大会で見たことありませんか?そう、「写真でひとこと」です。みなさん、写真選びもそうですが、【心を掴む】ひとことに大苦戦していました。一緒に参加していた近未来ハイスクールスタッフも挑戦しましたが、写真選びで考えすぎてタイムオーバーです。

27日の2日目では、決まった画にセリフを入れる体験を行いました。フリー素材を西さんが選び、それに「フードロス」を減らすために訴えかける、【心を掴む】ひとことを入れる作業です。前回の授業で苦戦をしていたアイディア出し。

西さんはアイディア出しについて、自身の経験をこんな風に話しました。「ぼくたちがアイディア出しをするときは、少なくても50個は出し合って絞っていく。分母が増えれば増えるほど良いものが生まれる可能性が高まるということ。その作業はとても大切で、そうすることで精度が上がった良いものに仕上がっていく。はじめは頭が固まっているけど、やっていくうちに柔らかくなっていく。」

グループワークに加わる西さん

授業時間では短いため、沢山のアイディアを出し合うことは難しかったですが、宿題として後日に提出してくれた様子を見ると、その後も一生懸命考えていてくれたことが伝わりました。

表現をする。考えを伝える。うまく伝えるために考える。

実は特別なことではなく、普段の生活でもとても重要な要素です。

「考える」ことを楽しんで、これからの人生を切り開いていってほしいと言う担当の先生からのメッセージも加わり今回の授業は終了しました。

アンケートより(抜粋)

どんなことを伝えるかを工夫するのが難しかった

今回授業でやったことがそのまま趣味になりそうなくらい楽しかったです

楽しい!でも、頭を柔らかくして色んな発想を出すことが難しい

アイディアをたくさん出すことが大切だと学んだ。いい経験になった

登壇変人プロフィール

変人(*):エッジの立ったプロフェッショナル、変化し続ける人、変革を起こす人

西克徳/ Grand Design inc.の代表取締役(デザイナー)
選ばれ方をデザインするGrand Design inc.代表取締役。
東京・上海・香港に拠点を持ち企業や商品のブランディングやプロモーションを行う。