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【3/16レポート】近未来のワークとライフを考える〜第三商業近未来ハイスクール

【3/16レポート】近未来のワークとライフを考える〜第三商業近未来ハイスクール

2021年3月16日、東京都立第三商業高等学校の1年生を対象に近未来ハイスクールをオンラインで開催しました。

実社会で活躍する大人、近未来ハイスクールの変人(変わり続ける人、エッジのたったプロフェッショナル)6名が、生徒たちに「何かを感じ」「何か行動したい」という行動変容のきっかけを提供します。今回は、「近未来のワークとライフ」というテーマで1年生6クラスの授業を行いました。構成は4時間。1時間目は各クラスで調べ学習、2時間目・3時間目はオンラインでの変人との対話、4時間目は各クラスで振り返りを行いました。

「副業」「ギグワーク」「複業」など、様々な働く選択肢が増えている中で、今後は自分はどのような働き方がしたいのか?そして「人生100年時代」「DX」「アフターコロナの暮らしについて考える」など、自分のライフについて考える、2つのテーマを設けて行いました。

今回登場したのは元メジャーシンガー、心理カウンセラー、人材育成、パラレルワーカー、地域医療、保健所、と様々な業界で活躍する近未来ハイスクールの変人たち。仕事観、人生観に触れ、対話しながら一緒に自分の歩みたいワークとライフについて考える授業となりました。

特に印象的だったのは、ガリバー宇田川さんの「5つの収入ポケットを作る」ということです。コロナ渦で、多くの人がポケットがひとつであることに対するリスクについての話がありました。その話を聞いて、高校生の皆さんも驚きと納得の表情でした。

今回のイベントは、オンラインの開催になりましたが、生徒さんからの質問はチャットから変人さんに届けられました。まっすぐな高校生からの質問に、変人も熱意込めて答えているシーンは、オンラインでもオフラインでも通じるものがある感じた近未来ハイスクールでした。
(近未来ハイスクール サポーター 長野莉子)

協力いただいた変人の皆様

ガリバー宇田川 / NPO 法人日本アーティスト協会 代表理事・アーティスト専門家
勝又恵美/地方公務員
山村 真砂子/人材育成コンサルタント・株式会社マイソリューションズ 代表取締役
伊東 浩樹/社会福祉法人もやい聖友会:障害福祉部門統括責任者,地域医療連携室 室長地域医療連繋団体. Needs 代表理事
前田利恵子/臨床心理カウンセラー・株式会社MOF代表・東京女子医大非常勤講師
沓掛可菜/Kana English 代表・日本オラクル株式会社 ERPコンサルタント

授業のアンケートより(一部抜粋)

色々なことをやっている人がいるのは頭の中では分かっていたが、さまざまな職業の形を見て考えるきっかけになった。

みんな目標を立てていて今の仕事につけているから自分も目標を立てられるようにする

働く事の目的がお金以外の人もいるんだなと改めて実感が出来たと同時に自分も誰かのためなど考えられるような人になりたいと思った。

自分のやりたいことをやって、その好きな事を仕事にしているのも素敵だと感じました。そのやりたいことのために学ぶ事もすごいなと感じました。

働いてる人の話を聞くことは、あまりないので色んなことを知れて、新鮮だった。”人生は大量の無駄でできている”が印象的だった。自分のやりたいことを熱心にし続けているのは、とても素敵だなと思った。

まだ時間はあるので、自分がやりたい仕事を今のうちに考えておくことが大事だと思った。

知らなかったことがほとんどだったので授業を受けていて面白かった。

今回お話を聞いて改めて将来に希望を持ちました。

印象に残った言葉は、「小さな幸せをみつける」「がんばらない」です。

お話を聞いてより一層自分の将来に興味や希望、憧れを持つことができました。ありがとうございました。

将来考えていた所にかかっていた雲が少し晴れた気がしました。沢山の経験話ありがとうございました。

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