開催レポート

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医師の変人進谷さんからのエール「大丈夫、目の前にあることに夢中になっていれば、君たちは絶対に大丈夫!」~三田国際学園の放課後キャリアイベント第5回(オンライン)

医師の変人進谷さんからのエール「大丈夫、目の前にあることに夢中になっていれば、君たちは絶対に大丈夫!」~三田国際学園の放課後キャリアイベント第5回(オンライン)

2022年月12月15日(木)三田国際学園中学校・高等学校にて、近未来ハイスクール特別連続講座「多様なキャリアを知る~近未来ハイスクールの変人と会おう~」の第5回が開催されました。

初のオンライン開催となった第5回のゲストは昨年(2021年)北九州市でファミリーヘルスクリニックを開業し院長を務める進谷憲亮(しんたにけんすけ)さん。北九州からZoomで参加してくださいました。
2018年に勤務している病院を辞めて、医療ボランティアでカンボジアに1年間行った進谷さん。「多くのことを学ばせてもらった。自分には何も出来なかった。得たものばかり。」とその経験を語ります。
「医師として、育った地元に貢献していたい」「困っている人のどんな声にも寄り添いたい」というご自身の夢をまさに実現中の進谷さんからのメッセージは、生徒さんの背中を押す温かく前向きなことばかりでした。

その様子をご紹介します。

※本イベントは、三田国際学園中学校・高等学校の先生からご依頼をいただき、放課後の課外イベントに近未来ハイスクールの変人を紹介する形を取っています。
詳しいお問合せやご質問はコチラまで⇒ https://www.kinmirai.co/contact/

進谷さんからの冒頭のメッセージ。生徒の皆さんに「内面に向き合って。感じたことを大事にして。」と呼びかけます。
カンボジアでの経験が、今の進谷さんに大きく影響しているそう。「治せない、救えない」ことが価値観を大きく変えたそうです。
医療行為を行う人だけが医療者なのか?という進谷さんの問いかけに、生徒さんも様々な考えが湧き出た様子でした。

生徒さんからの質問では、「学生時代好きだったもの」「学生時代に読んだ本」など生徒さんの今に関わるものから、「どうして◯◯科などに定めず総合診療医の道を選んだのか」「なぜ医者になろうと思ったのか?どんなプロセスを経たのか?挫折しそうになった経験は?」など進谷さんの今に関わるもの、「自身が持っている目的に向かって起こす行動を、どうやって見つけているか。」「自分がある人を不健康、不幸せにしているかもしれないというのはどうやったら分かりますか?わかった場合どうすればいいですか?」など生徒さんの今後の行動に大きく影響しそうなものなど多岐にわたり、進谷さんはすべてに熱く丁寧に回答していました。

「大丈夫!とにかくみんなは大丈夫だから!」と参加者の背中を押すメッセージが多かった第5回。
初めてのオンライン開催は、進谷さんが「しんちゃん、って気軽に呼んでね!」に応えてはもらえなかったものの(笑)、質問も多く出た実りある回となりました。次回の近未来ハイスクールもとても楽しみです。

※近未来ハイスクールに関するお問合せやご質問 https://www.kinmirai.co/contact/
※三田国際学園中学校・高等学校HP https://www.mita-is.ed.jp/

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